『クール・ジャパン 』 鴻上 尚史
紹介
題名の通り日本と海外を比べて、異なる点や、
日本発祥の物などが書かれています。
例えば、
アイスコーヒーは日本発祥だということや、
お風呂の入り方の違い(向こうの人はシャワーで終わらせることが多いみたい)
といった目に見える違いから、
東洋人と西洋人の物事の捉え方といった内面的なことまで比較されていました。
感想
①「西洋では人に似せたロボットを作る研究は激しく否定される。」
これは宗教的なことが理由となっています。
無信仰の自分にとってはいまいちピンとこない部分もありますが、
本当に宗教というものが生活に根を張っているんだな〜と思いました。
しかし、人型ロボットが作られるのが良いことなのかというと少し疑問に思います。
「知の逆転」(NHK出版新書)に
人に似たロボットを作ることに努力して、役に立つロボット作りがここ30年あまり進んでいない。
ということが書かれていました。
確かにいくらロボットが滑らかに動けたり、表情が人に似ていたりしたとしても、
人間にはなれないのだから、その通りだと思います。
②アメリカにはディーティング・ピリオドというのがあります。
それは複数人とデートして、その後付き合うか決める期間だそうです。
これには驚きました。
これは日本ですると確実にえらいことに発展します(⌒-⌒; )
これは結構合理的なのだろうけれど、日本人である自分には到底真似できるものではないですね。